噛み合わせの位置や正確なクラスプの作製なども含めて、全部がしっかり噛み合いフィットするように細かく調整しながら製作します。クラスプは、院長自らが設計して自分で作ることもあり、技工士に外注するときも「ここに溝があったほうが、この患者様には良い」など、細かい指示を出しています。
普通は、保険診療でそこまで手を入れることは少ないのですが、当院の場合は、自家製クラスプということもあり、細かく手を入れて製作しています。それだけに、ピタッとはまる入れ歯に仕上がっています。
ブリッジを架ける欠損歯の部分(ポンティック)には、歯間ブラシが入るように気をつけて製作。また、ブリッジをセットする際には、特に奥歯が下がらないことに気をつけています。ブリッジは奥歯が下がると、うまく噛み合わないためです。セットしたまま5分くらい待ってもらい、奥歯が空かないように調整。保険内でもこういったことをできる限り行っています。