顎関節症の主な原因は不正咬合、つまり歯の不良な噛み合わせにあります。
これは、噛み合わせがズレ、顎の関節がズレているのです。
そのため顎関節症を「顎ズレ病」とも「顎ブレ病」とも呼んでいます。
それではなぜ、不正咬合を生じるかといいますと、八重歯や乱杭歯のような歯並びの悪さが原因する場合や、入れ歯が合わなくなって起きる場合など、その原因は様々です。
さらにその人の癖やストレスによるくいしばり(歯ぎしり)、現代の食べ物のソフト化の傾向まで関わっている場合もあります。
また虫歯の放置、歯の治療の中断なども大きな原因の一つといえるのです。