風間歯科医院

こんなことしていませんか?こんな癖ありませんか?

皆さんはこんなことをしていませんか?こんな癖ありませんか?



このような動作を長時間続けていると、アゴに負担がかかり、顎が痛くなったり歯が痛くなったりすることがあります。
また、本人が気がつかないうちに食いしばっていると、同じようにやはり顎が痛くなったりが歯が痛くなったりすることがあります。

生理学的に平均的な人間は、上の歯と下の歯が接触している時間は、一日24時間のうち20分程度だそうです。つまり23時間40分は上の歯と下の歯はぶつかりあわずに、2~3ミリの距離を保って、にらみ合ってるだけです。下アゴの骨は頭の骨にぶら下がっています。ただし、このとき口は閉じており、鼻で呼吸をしています。また、よく噛んで食べても、ぶつかっている時間は20分程度だそうです。

理想的な噛み合わせで、上下の歯を短時間リズミカルにカチカチしている場合は、からだの緊張がほぐれて、リラックスしてきます。ところが、上下の歯を持続的に接触したままにしていると2 ?3分で体が緊張してきて、動きが鈍くなったり、視力が落ちてきたりします。

「何があっても歯を食いしばって頑張るんだ!」
このような信念は、体が硬くなって力んでしまい、大事なときに失敗したりする可能性があります。アゴや歯も痛くなったり、歯がしみたりすることがあります。

日中、アゴを押し付ける癖に気がついたり、食いしばっていることに気がついたら、上下の歯を離して深呼吸しましょう。意識的に力を抜きましょう。歯の弱い人(歯周病の人;入れ歯の人;歯の被せ物の多い人)には、破壊的な力が働くので危ないです。

夜寝ているときに、歯ぎしりをする人は噛む力が普段の何倍かになっている人もあるようです。アゴや歯は力に耐えられなくて、何らかの症状がでますが、潜在的な場合もあります。日中や寝る前に体の緊張をよくほぐして、お休みになられた方が良いと思います。また、噛み合わせが悪い場合もあるので、歯科医師に相談しましょう。

最後に寝返りをして、横向きに寝るときのこと!

枕を当てる場所は、頭の骨・頬骨だけにしてください。枕を顎にあてないでください。食いしばっているのと同じになります。また、仰向けになって腰痛のある人は、横向きに寝ることが多いと思います。顎に枕を当てないように、抱き枕を使うように工夫してみてください。

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