風間歯科医院

歯並びと歯の自浄作用

この方の下顎の内側に転移している2本の奥歯は、少しずつ虫歯が進んでいました。歯磨きはいつもきれいだったのですが、冠をかぶせるようになってしまいました。歯並びが悪いと、徹底的なブラッシングと定期検査をしても、どうしても虫歯や歯周病が進行してしまいます。

歯磨きをする事は衛生上必要ですが、歯磨きをしなくても、歯にはある程度自動的にクリーニングできるような構造と機能があります。これは歯を長持ちさせる上で非常に重要なことです。

口唇・頬、舌による自浄作用ⅰ

口唇・頬は歯の外側を、舌は歯の内側を唾液の水分を利用しながら、自動的に拭き掃除をしています。

食べ物による自浄作用ⅱ

例えば、上の歯の凸が下の歯の凹に咬み合って、食べ物が粉砕されて、歯の表面を流れます。

このように歯が咬み合うことによって(赤矢印)、食べ物は歯の表面を流ながら(青矢印)、自動的にクリーニングしています。

歯並びが悪いために歯の自浄作用ⅰ.ⅱが機能しないと…

歯並びが悪いために、丁寧にブラッシングしても、プラークが取りきれず、線維性の食品も挟まりやすく(×印)虫歯や歯周病が隣の歯にも進行してしまい、歯を失ってしまう可能性が高くなります。

前歯の歯並びが悪いと、着色しやすくなってしまう…

☆矯正治療による歯並びの改善をお勧めします。

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