表面麻酔
歯科治療では、痛みを抑えるために麻酔をかけますが「麻酔そのものが痛かった/苦手」という方もいらっしゃいます。そんな、麻酔の注射針を刺すときの「チクッ」とした痛みを抑えるために使用するのが表面麻酔です。
表面麻酔とは、皮膚や粘膜の知覚を麻痺させるために行う麻酔法のことです。歯ぐきの表面に塗り薬のように塗布することで、痛みを感じにくくなります。
また、歯ぐきの表側と裏側とで表面麻酔を使い分けています。歯ぐきの表側には、ジェル状の麻酔を塗りますが、歯ぐきの裏側にジェルを塗ると口腔内にたれて不快感を与えてしまうので、歯の裏側には、歯ぐきに貼り付けることができるテープ式の表面麻酔を使用しています。