奥歯が早く抜けてしまう「原因」
歯を失う「原因」のほとんどすべてが「虫歯」と「歯周病」です。
奥歯は歯ブラシが届きにくく、歯垢が残ってしまいがちです。
そのため、虫歯や歯周病になりやすく、どうしても寿命が短くなってしまうのです。
ご参考までに歯の平均寿命(短い順位)をご覧ください。
第1位 左下第二大臼歯 49.6歳
第2位 右下第二大臼歯 50.3歳
第3位 右上第二大臼歯 51.1歳
第4位 左上第二大臼歯 51.4歳
第5位 右下第一大臼歯 53.1歳
第6位 左下第一大臼歯 53.2歳
- 虫歯が1本もない人も、歯科衛生士と相談して、必要ならば歯間ブラシを奥歯に使いましょう。
- 虫歯がたくさんあるけれども、まだ歯を1本も失っていない人も、歯間ブラシが必要な場合が多いものです。また、しっかりした歯科治療を受けていない場合、歯の間のブラッシングに支障が出て、虫歯になりやすく、歯磨きはとても難しくなります。
歯を失ってブリッジになった場合、歯間ブラシは必ず必要になります。
ブリッジは噛み合わせ、適合、歯の清掃のしやすさなど、すべての条件をよく吟味しないと、予後に影響します。
保険の義歯では2年間しか保証してくれません。
歯間ブラシのほかに、当院ではタフトブラシをお勧めしています。
歯のないところに橋をかけたブリッジをきれいに歯磨きするのは、意外と難しいですよ。
- ブリッジの義歯を入れた方は、必ず定期的にメンテナンスに来院してください。歯科衛生士の指導を受けて、磨き残しがないようにしましょう。これはディスタルエンドタフトブラシです。
- この歯ブラシはオーラルセブンです。 奥歯の根元を全体的にきれいにできるオールマイティーな使いやすい歯ブラシです。
- 入れ歯のバネのかかる歯は大切なので、特によく歯磨きしましょう。オーラルセブンは使いやすいです。
- 1番奥の歯の向こう側を専門に磨く歯ブラシ、ディスタルエンドタフです。
- この歯ブラシはプラウトです。 少し小さめなので、歯の根元を狙って正確に歯磨きするときに使います。