風間歯科医院

リーゲルテレスコープ義歯の症例1

リーゲルテレスコープ義歯のケースを紹介します。

左下の二本の奥歯を失ったケース

左下の二本の奥歯を失った場合、普通の保険の義歯では、バネを2~3本残った歯に持たせて作ります。しかし思ったように噛む力が出なくて、上下左右に揺れてしまいます。バネに持たせた歯も揺さぶられて、短命になることが多いのです。この写真の患者さんは、初めて入れ歯を装着するケースですが、リーゲルテレスコープ義歯は、インプラントなしで、これらの問題を一気に改善します。

内側(顎側)の冠を入れたところ。
(外側(義歯側)にはもう1つの冠をつけて3つの冠が一体化した入れ歯を入れます。)

現在このリーゲルテレスコープ義歯は完成前の状態です。
外側(義歯側)の冠に付いたレバーロックを開くと入れ歯を外すことができます。

リーゲルテレスコープ義歯の模型上で撮影した写真をお見せしましょう。

まず、レバーロックを閉じたところ。

レバーロックを開いたところ(矢印部分)。

レバーロックを閉じるとまるでマジックのように外側の冠と一体化して見えなくなります。
ハンドメイドの入れ歯で、このような驚くべき精度は、高い技術で製作されていることが良く窺えると思います。

外側(義歯側)に冠のついたテレスコープ義歯を入れたところ

この患者さんにとって初めての入れ歯でしたが、レバーの開閉も上手にできて、違和感も少なく、よく噛めると喜んでいらっしゃいました。
今後、この素晴らしいシステムの入れ歯であるテレスコープ義歯が、歯を失ってしまったたくさんの患者さんたちに知ってもらい、受け入れてもらえればその方々の口福(幸福)に繋がるだろうと思います。

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